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乳酸菌FG4-4
阿波晩茶(発酵茶)から分離された花粉症、アトピー皮膚炎、ハウスダストなどのⅠ型アレルギーに対して抗アレルギー効果の期待される乳酸菌です。菌種はDNA解析で Lactiplantibacillus Plantarum と同定。
本菌株はマウス経口投与実験で塩化ピクリルによる皮膚炎症を有意に抑制しました。
そのメカニズムは脾臓細胞で種々のサイトカイン産生量を調べたところ Th1/Th2のバランスを調節してIgEが減少。さらに炎症性サイトカインのIL-17の低下と抗炎症性サイトカインのIL-10の増加が認められました。
IgE産生抑制 乳酸菌FG4-4の抗アレルギー効果
乳酸菌FG4-4の経口投与によって炎症のパラメータとして用いた皮膚スコア、耳介部の肥厚及び血中総IgE量はcont群に対して明らかな抑制効果が認められた(マウス実験)
乳酸菌FG4-4株
- アトピー性皮膚炎モデルマウスにおけるL. Plantarum乳酸菌FG4-4のアレルギー抑制作用
日本乳酸菌学会誌. vol.21. No.3 214-220(2010)